入国禁止令に思う

Category : 時事ネタ

トランプ米大統領は27日外国人による米国内でのテロ攻撃を防ぐためシリア難民の無期限受け入れ停止やイラクなど最大7カ国出身者の一時的な入国禁止を柱とした大統領令に署名。

オバマ前米大統領の報道担当者は30日トランプ大統領がシリア難民の受け入れ停止やイスラム圏7カ国出身者の一時入国禁止を命じたことについて「前大統領は信仰や宗教を理由に個人を差別する考えに根本的に同意しない」とする声明を発表。

難民・移民の受け入れ停止や凍結などを命じる大統領令を受けて、米企業に混乱が広がっている。IT分野を中心に米企業は移民社員に支えられており、ビザ(査証)の発給は経営の死活問題(産経新聞)。

1月29日コーヒーチェーン大手スターバックスのハワード・シュルツ最高経営責任者(CEO)は75カ国で向こう5年間に難民1万人を雇用する計画を明らかにした。






世界規模で新トランプ米大統領の「外国人による米国内でのテロ攻撃を防ぐためシリア難民の無期限受け入れ停止やイラクなど最大7カ国出身者の一時的な入国禁止を柱とした大統領令」に対する批難が吹き荒れているようですね。大統領令無視を強行した司法長官は間髪入れずクビ。

入国禁止令とは思い切ったことをする…今やトランプは人権もなにもあったもんじゃない独裁者でしょうか?

確か…シリア難民は欧州複数の国に入国後、深刻な問題となっており、排除!の声も上がってたんじゃ?そう報道されてましたが、何でしょう? トランプのシリア難民受け入れ停止に対する非難は…移民大国アメリカの沽券にかかわるのでしょうか。トランプさんの得意技的過激発言があればこそでしょうか。以下に欧州の様子を一部抜粋(一部と言っても長い)





・パリ同時テロ直後に、EUの指導者らは過激派が検問をすり抜けて欧州に入境できる法律の抜け穴をふさぐと約束した。だが1年たっても組織的な検問を行えないでいる。

・北欧のノルウェーとスウェーデンは経済状況や人口動態が似ているものの、移民政策では正反対のアプローチを取った。その結果もまったく異なる。

・ドイツのメクレンブルク・フォアポンメルン州議会選挙の出口調査と序盤の開票結果によると反移民を掲げる新興政党「ドイツのための選択肢(AFD)」の得票率がメルケル首相率いる中道右派の与党キリスト教民主同盟(CDU)を初めて上回った

・中東などから親の同伴なしに難民として欧州に入国した子供たちが、その後消息不明になる事例が続出している。

・ドイツではわずか7日間で4件の襲撃事件が発生し、これまで本格的なテロがなく静かだった同国に衝撃を与えた。これをきっかけに移民・難民についての論争が再燃している。

・欧州の反移民・ポピュリスト政党は、国境を越えた連携の強化に向けて動いている。

・ローマ法王フランシスコがギリシャのレスボス島を訪問する1週間ほど前、バチカン関係者がローマ法王に対し、ギリシャで立ち往生している難民をローマに連れて来てはどうかと持ちかけた。(註:で、誰が養うというのだろう)

・欧州で相次ぐテロの脅威はパスポートなしでの国境通過を可能にしているシェンゲン協定に一層の圧力を加えている。

・欧州連合(EU)首脳陣は18日、ギリシャに入った不法難民の強制送還を週末から実施することでトルコと正式合意。

・関係国とのマラソン協議を受け、ドイツのメルケル首相は欧州への移民流入を阻止するための突破口となるトルコとの合意にめどがついたと述べた。

・フランス当局は2月29日、北部の港町カレーにある「ジャングル」と呼ばれる難民キャンプの撤去に乗り出した。難民や活動家が投石などで抵抗すると警察は催涙ガスで応酬。現場では火事が発生するなど大混乱に陥った。

・オーストリア政府は国境での出入国管理を大幅に強化し、1日当たりで入国できる難民の人数に上限を設けると発表した。

・スウェーデンは難民の流入を抑えるため、国境管理の強化に着手した。それに続き、デンマークも管理を強化しており、国境開放という欧州の原則が一段と損なわれつつある。





難民問題…欧州各国でも難民流入を抑制する方向。JALとANAはアメリア便を対象にトランプ政権が名指しする国のパスポート所持者の搭乗拒否を決めたとYahoo!ニュースに上がってました。トランプ政権の強硬姿勢に人種差別という非難は正当なものでしょう。ですが、欧州のシリア難民に対する排除の空気と何処が違うんでしょう。

欧州のジレンマは「人道支援的立場」の迷走にある

いや、もっと根深い膿があるのではないでしょうか。シリア問題はアメリカ軍事介入ありき。ロシアも参戦という図式のはず。もっと根深くイラン・イラク、リビアの間でいったい何をアメリカはやって来たか!こそが焦点のはず…何もかもが、「今さら何を言っても取り返せない」という事態ではないのでしょうか。

9.11然り。

トランプのやり用は強引ではあるけれど、それ以前の方がもっと深刻で強引な軍事介入をアメリカはやって来たんじゃ…トランプがやっているのは、その尻拭いなのでは。

トランプをやり過ぎ!間違っている!と非難するのは容易いでしょう。マドンナの抗議パフォーマンスひとつ取り上げても、私は「じゃぁあなたには根本問題解決の策がある訳?最後まで責任をもって成し遂げる意志あってなのでしょうね」と思う。「人道的立場」を打ち出す人に裏打ちされる確固としたプランがあるのであれば、それこそ責任ある抗議と思うんですよ。ただ「トランプ!あなたは間違っている!」とアピールするだけじゃ話にならない。

「だったら、人道的立場を有効活用するプランを指し示してくれ」

「テロリスト阻止する有効な手立てがあるのなら指し示してくれ」

「メキシコに流出する工場や雇用を防ぎ、アメリカ国内の雇用拡大を図る策があるなら言ってみろ」

私がトランプならそう言うと思う。

何故メキシコなのかは皆さんも察しがつくと思う。安い人件費と土地…しかもアメリカと国境隣接しています。流通の利便性も加味されてのことでしょう。日本でも低コストに商品を抑えるために中国やベトナムに安い人件費と工場を動かしているのでしょう? ところが(!)安倍政権は「移民を積極的に受け入れ、雇用促進を図る」と言う…国内はパート・テンプスタッフという正式採用以外が主流という時代に。

人道的立場とはトランプの爆走、欧州のジレンマ、雇用矛盾を眺めれば、絵に描いた餅かと。

世界…人社会はギリギリのところに来ている。何が最善で、何が非人道なのか?もうその線引きを明確に引ける政治家も思想家もアーティストもいないのだと思う。

策なき人道発言は無責任と言わざるを得ない。悲しいことですが、そこまで世界は、人間が築いてきた世界は追い詰められているのではないでしょうか?その原因のひとつには…「それを言っちゃおしまいだよ」というものがあるのだと思う。

真の民主主義などこの世界に存在しない。

多くが人道的立場でトランプを非難する。確かに問題発言多すぎる。中には「ヒラリーは世界のことをアメリカのことを思っているのよ」とか寝言を叫ぶ女性タレントもいたな…まぁそれは置いとくとして、トランプを擁護する気はないんですけど、トランプよりトランプを声高に非難している人たちに「じゃぁどうすれば良いと思う訳?策があるなら出なさいよ」と言いたくなる気持ちの方が上を行く…無論わたし個人の感覚。これが正論と言いたい訳じゃないんですよ。

これまで断固とした態度で取り組んで来なかった難民問題。シリア内戦はもう新たな局面を迎えているでしょう。極一部トップの思惑が及ぼす弊害…難民問題の最大の被害者は国を追われた難民です。住み慣れた土地家屋を追われるって、その国のトップは何をしてるのか!ってことでしょうが、イラン・イラク、リビアにイチャモンつけては世界を緊張させてた張本人は、

アメリカ合衆国

合衆国大統領をも支配下に置く大富豪の系譜があるのでしょう? Mr.都市伝説関暁夫さんの話を聴くまで「ビルダバーグ会議」なるものを知らなかった私ですが、人世界は本当に民主主義どころじゃない仕組みでガッチリ固められているという…要するにこれから先もずっとフィクサーの手の中に世界地図は存在するってこと。

トランプ?

非難の矛先はトランプですか?

トランプは2016年ビルダバーグ会議に於ける「合衆国大統領」事案の決定事項とすれば?

あなた、もう人道的立場で叫びたきゃ叫べ…では。トランプの強硬姿勢から何が見えてくる?

私個人が感じる限りで申し訳ないのだけれど、「軍産複合体」解体して、新たな組織構築へ真のフィクサーはGOサイン出したし、始動したし…なのだろうということ。九分九厘、関暁夫さんのレポートはそこを突いてると思う。世界平和のための瞑想など屁でもない人たち…そんなの目じゃない頭脳集団が次世代の世界を形作って行く。そのベースには進化の一途を遂げる「AI技術」がある。

トランプは世論調査の当て馬? あ、いや噛ませ猛犬(いぬ)か(笑)

過激発言は決して訳のわからないことばかり喚き散らしているのじゃなく、アメリカが抱えている帰還兵の心的損傷(最近は脳の損傷という研究発表があったようですが)など手詰まりもリミットだろうし、職なし、ホームレス問題も解決の目処立たず。軍産複合の思惑がもたらしたのはアメリカ国内の疲弊以外のなにものでもない。
ベトナム戦争やキューバ危機、旧ソ連との冷戦等、アメリカが築いて来た国際警察としての立ち位置をトランプ政権を通して放棄しようとしているかのようにも見える。敢えて仇(ISISというテロリスト)を作り、策を弄した膨大な資金も産業も新たな流へ向かおうとしているかにも見える。

難民入国一時禁止令

それは手始めに過ぎない。急先鋒…風雲急を告げる戦略をトランプ政権は進めていくんでしょう。

人道・民主主義を、これまでに整備された法律を、州によっては盾にトランプ陣営に反旗掲げる人が相次ぐでしょう。どちらが正しくて間違っているか…誰にも今は分からないと思う。反対派にもトランプはこれまでとはまったく別な流れを作ろうとしていることは感じているはず…受け入れられないとしても。

ビルダバーグ会議ある限り、大統領選は常に出来レースだったし、これからも変わらないんだろうことを私らは肝に銘じねばならないのかも知れない。パックンというタレントが「なぜ予想に反してトランプが勝ったのか」をアメリカ人として解説したようですが、表面上でしかない。
腐っても鯛という諺があるけれど、弱体するとしてもアメリカ大統領府は今後の世界、その動向に影響するのでしょう。ロシア大統領プーチンも早速トランプ政権に友好的立場を明言。オバマ政権をチクリ…まぁ一寸先は闇ともいう。しかしながら、少なくともトランプの登場をロシアが歓迎する意味は大きいのだと思う。要するに睨む敵は一緒ということかと。

オラが国の「#でんでん」と、その仲間たちはどうするんでしょう。

厚顔無恥とネットで評判のようですが…、いずれにしても私のような下々は蚊帳の外。そのくせ影響を受けない訳じゃないというのは痛し痒しですけどね。

いずれにしても、2017年はトランプ政権を中心に世界は騒がしい一年になる…でもしかし、「個人」はアイデア次第で面白い一年になる気がしています。夢も希望もあったもんじゃないポリティカルな問題はさて置くしかないでしょうが、何処でどういう展開があるかは未知数。批難集中のトランプ政権ですが、傘下日本政府の扱いも表面上はにこやかに握手などするのでしょうよ。だって、ねぇ…ちぎれんばかりにシッポ振って馳せ参じる空気もタイミングも読めない#でんでん ですよ。御し易い感与えたと思います、トランプさんに。従って、表立たない所でTPPにしろ国会通過しましたから…とかお構いなし!の締め上げ…新たなお達しで打っちゃられるやも知れず。

長すぎた春とも言って、日米同盟も新たな局面を迎えるのかも知れません。

今日は昨日の続きじゃない…それを私たちは目撃するのかも知れません。

それにしても…2016年ビルダバーグ会議にトランプが招集されてないって…不気味。やはり「駒」?あまりやり過ぎ、お口が過ぎれば…危うしでしょうか。



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(2016年12月27日記)

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