自分に暗い

Category : 魂のご飯

ずっと前に知り合いに誘われてカウンセラーの講習会(講演会)に行ったことがありました。人間関係の…親子などのパワーコントロールを手がけるカウンセラーと記憶しています。興味深かったのは挙手した女性が講師に向けた憤懣ありきの質問でした。内容はこうです。

「私は先生の指導どおりに娘には何も言わないようにしました。娘のやることに口出しするなと言われ、それを守ってきました。ですが、いっこうに娘との関係は改善されません。娘は相変わらず私と会話しようとしません。私は先生の仰るとおりにしているのですよ」
これに対する講師の答えは「あなたは娘さんに口出ししていないと言うが、無言の圧力をかけているが、その自覚がない」といったものでした。その女性はブツブツ…納得でいかず。会場にはその娘さんも参加していたようで何とも言えない空気が流れたのを記憶しています。

一時期、自己啓発系セミナーが盛んでした。私はそういうの<依存>と取り合いませんでしたが、世の中には自分で自分をどうしようもない悩みを持つ人の多さを痛感。私が参加した講演も自己啓発と言えなくもなく…渋々だったものの、その女性の質問に如何に「人間は自分に暗いか」を思い知った訳ですね。

彼女の娘さんはいわゆる<引き篭もり>。我が子を彼女なりに心配し、何とかしたいと必死なのだと理解できました。かなり勝気で自尊心の強い女性と見受けましたが、それでも親子関係は深刻だったのでしょう。その講師の元には娘さんが最初にカウンセリングを受けに通ったようで努力する必要に迫られていたのでしょう。

ところが、小手先でしか講師の助言を理解していなかった…出来ないんだと思うんですね。「私は先生の指導に基づき、こんなに頑張っているのに!」と怒りやら不満やらをぶつけに講習会に参加したのがありありでした。

口出ししなくても「無言の圧力をかけている」という指摘に納得いかないと食い下がり、「はい。次の人」とかわされた。その女性の数列後方の席にいた私は彼女の後頭部から湯気のように不満が立ち上るのを目ました。娘さんとの家の中を想像すると寒気がした、どちらも気の毒で。

この女性は『聖なる予言』を読んだ人なら分かると思いますが、パワーゲームをしている自分に気づいていません。娘さんから生命力を奪っているのは自分と気づかない。ですが、我が子の異変と、その深刻さに気づき、カウンセリングに通うまでにはなった。

頭では分かっている!

カウンセリングの指導にも積極的に素直に応じた。なのに事態はいっこうに改善しない。その理由に思い当たらない訳です。「私はこんなに努力をしているのに」「先生の指導を守っているのに」と不満をぶつけに講演に参加した。食い下がり、袖にされた。

彼女はなぜ「口出ししないように」とアドバイスされたかを理解できないのだと私は思った。真に理解できていない。従って娘さんの引き篭もりは相変わらず継続している訳です。

ある意味、娘さんは母親に気づきをもたらす存在という気が私はしました。そういう親を選んだ背景には双方に学ぶべきものがあったからです。引き篭もりは母親への無言の抵抗だったでしょう。

威圧的で命令調の母親に対するレジズタンス!

母親はカウンセリグを受けるまで追い詰められていたでしょう。我が子が引き篭もるなど異常な事態。ことの深刻さが彼女をカウンセラーの元に通わせたのだと思う。ですが、基本的なところで躓いてしまった訳ですね。

「口出しをするな!」は「娘さんの意思を尊重し信じること」と促すものでした。ところが、「信じていない」ことに気づかない。あれこれ心配でつい!手も出し口も出す。常にリード(ペットに装着する)をつけ、監視下に置かずにはいられない。
口出ししなくはなったが、口出ししたくて!したくて!ウズウズしているのを娘さんに見透かされていた訳です。

悪循環!

どうしてそうなるか、ですか? 自分に暗いからですよ。その女性は人間の典型です。誰もがその部分を持っているんですよ。私も例外じゃありません。

精神世界のヒーラーやカウンセラーがネガティブ思考からポジティブ思考へと啓蒙しますよね?あるいは「ワガママで良い」などと言ってのける無責任な人もいます。えぇ無責任と思いますよ。だって、この世の中にはワガママじゃ困る!人た~くさんいませんか?

自己中タイプ。けっこうな数いると思いますが、いかがですか?

この世は複数の人間で構成されています。故に一定のルールは必要です。交通にしてもそうでしょう。「してはならないこと」「しなければならないこと」それは不可欠かと思う。

何故か?

この娑婆世界はあらゆる段階のエネルギー体が犇いているからですよ。決して優秀とは言えない。問題山積みな世界ではないでしょうか?

だから、努力してアイデアを生んでいる訳でしょう?私たち。この世界を少しでも優しく住み良い環境にするために。まぁ権兵衛が種蒔きゃ、カラスがほじくるの図…腹の立つことも枚挙に暇がないのも確かですが、それでも私たちはアイデアを生み、それを実現すべく進む必要がある。

世界はすべて私たちの行いの結果を反映します。

人間がこの世界に君臨する限り。私たちにはその責任があると思いますが、いかがですか? 例え徒労に帰すとも現在進行形でベストを尽くす価値がある

他人じゃない。私らそれぞれ一人一人がこの世界に責任を有していると気づくこと。

それは決して重荷なんかじゃない活かされている醍醐味なのだと思う。そのことを念頭に置きながら言います。


自分に暗いことをまずは自覚して下さい。


私たちは押し並べて道半ばの魂。ジグソーパズルのピースはまだまだバラバラなままです。カウンセラーであれ、ヒーラーであれ、チャネラーであれ、コンタクティであれ、例外はいません。何かしら宿題を抱えています。で、抱えている宿題は決して越えられないハードルではないが、決して容易くはないということ。それを忘れないでいて下さい。

お茶の子さいさいにサッサと片付けられる課題など屁の役にも立たない。

達成感!

それが人生という山あり谷ありの醍醐味です。それを知るからこそ魂は有志として此処にやって来るのですよ。もちろんそれは挫折と背中合わせでもあります。ですが、それ込みで志願してきた私たちです。

上記の女性と引き篭もりの娘さんの話は決して他人事ではありません。私たちは何かしらで「暗い」部分を抱えています。なぜ暗いか?

愚者だからですよ。何%かは人によりけりでしょうが、全員!何%だか愚者部品を内在させているんですよ(苦笑、笑えないよ)。しかも、ちっぽけな自尊心が愚者度を上げる。
上記の女性はまだマシかも知れません。だって自尊心をかなぐり捨てて娘さんのためにカウセリング受けようと思った訳ですもの。それでもまだ自分に暗いのだけれど。それだけ切羽詰まってたってことですけど、人間はそこまで追い詰められないと気づきません。原発事故、どうでしたか? まぁそれでも利権ズブズブの一部人間いますけど、あちこちで再稼動するのでしょ? この地震大国で…。

灯台もと暗しと言います。けだし名言ですね、トホホですけど。あなたの中にも私の中にもスポットライトが当たらない部分があることを忘れないで。それとね、ネガテイブをポジティブにという小手先もどうかと私は思っています。何故かというと、この世界、宇宙にしても、陰陽で成り立っているのでしょ?

なぜ、陰陽を「抱き参らせる」生き方を啓蒙しないのでしょう。

悩みが解決した時の喜びをあなたは知らないとでもいうのでしょうか? トンネルを抜けると明るい景色が見られるのでしょう?

陰陽うち揃えて、そのどちらも抱き参らせて、悲喜こもごもあればこそ、魂は養われているのですよ。精神世界の達人的知識人はた~くさんいます。彼らのほとんどが上記の母親のよう。頭では分かっている。
たくさん精神世界の本を読み、チャネラー通いし、情報に精通していること=悟った!ではありません。






まずは「知識を得た」段階と、どれだけの精神世界の達人が気づいているのでしょう。





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(2016年12月27日記)

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