民意と集団心理

Category : 魂のご飯

私は毎週『リーガルハイ2』を楽しみに観ています。法廷侮辱罪ど真ん中…というか、まぁドラマですから、デフォルメとディベートの極。テレビドラマはエンタメ。観たきゃ観ればな話ではあります。
先週の放送で「民意」という台詞が多様されていたんですけど、「おや?」と心に引っかかるものがあったので書いてみようと思います。富士山世界遺産は後ほど。

さて

この間、秘密保持法案に対する大反対デモが国会議事堂の中の石破さんをイラッとさせ、安倍さんに至っては嵐が去るのを待つ心境だったとか(苦笑)。数の論理で言えば、法案成立がそれを良く物語っていますが、民意もへったくれもない政治理念。政治の思惑に国民の声など鬱陶しいだけのようです。

さて

楽しみに観ている『リーガルハイ2』

・小雪さんが演じる死刑囚・・・悪女という設定・・・民衆の怒りを買い「早く死刑に!」というデモ隊が裁判所前で猛々しくシュプレヒコールを繰り返す場面

・主人公の弁護士はその死刑囚を無罪にしようとして民衆の怒りを買い、彼の助手が袋だたきに遭う場面

・裁判でその民衆心理を『民意』と称し、民意とは果たして?とディベートする場面

私は実にタイムリーだなと思ったんですけど、皆さんは民意と集団心理のボーダーって考えたことありますか?私はこのドラマを観るまでシッカリ把握していませんでした。
と言うのは
民意とは国民の基本的人権や利益、安全を脅かせる危険性に対し、国民にはその是非を問う権利があり、その権利・主旨に基づいた国民の意思を指す
あるいは国民の大多数の意志(多数決の論理)を指す
大雑把に括れば、そういうことのだと思うんですけど、リーガルハイ2で取り沙汰されていた件は決して『民意』として論議するものではないと私は思った。何ゆえかというと

それって集団心理かと

じゃぁ集団心理って「どゆこと?」と私が理解しているかというと

・自分らと毛色が違う、あるいはいけ好かない人間を村八分にする複数の人間が共有する心理

・噂(報道やネット情報も含めて)に基づく『く共感』の波紋が人が人を呼び、集団と化す心理

過去、西洋では「魔女裁判」という悲劇。人の数が膨れ上がり暴徒と化した例と思うんですが、言葉とは意味を持つ訳で、もし集団心理がイコール民意とすれば、石破さんや安倍さんの反応は限りなく正当化されてしまうことになります。

私はつくづく民意とは法律の下(もと)に守られねばならない国民の人権・安全が問われる主旨に限られると思った訳です。

従って私たちは情報を吟味する心眼を持つ必要がある

今回、秘密保護法は自民・公明の賛成大多数で成立しました。ですが、これで終わりではありません。私たちは経緯を注意深く見守り、詭弁に翻弄されることのない材料を揃え共有し、次の選挙に備える必要があるでしょう。
安倍さんは選挙PRで「日本を取り戻す」と拳を上げていましたね。国民の多くがそれに乗っかった訳ですが、いつの時点の日本でしょ? もう解釈次第でどうにでもなるキャッチフレーズでした。

秘密保護法にしても集団的自衛権にしても安倍政権が必修課題と打ち出したのは、はて・・・いつの時点でしょう。
それにしても書類請求すると肝心な箇所がほぼ真っ黒に塗りつぶされたコピーしか提出して来ないお役所体質なんだし、安倍さんは「自衛隊にだけ負担を強いるようではならない」と訓示を垂れた訳で、安倍さんが取りもそうとする日本とは、描こうとする日本の未来とは「ははぁこういうこと」と容易に想像はつくはず。

安倍さんの「取り戻す」という意味には軍備的に「骨抜きにされる前の日本」ってのが含まれると懸念する声が上がっても仕方がない。

ここ!ディベート力を私たち国民が養わねばならないポイントですよ。秘密保護法とて、もし実際問題、ひっかかった人が出たとしますよね?
辛うじて日本は民主国家となってます。
従って不服申し立てが出来ない法であっては民主主義もへったくれもない訳で、裁判に持ち込めば、案件が法律違反に相当するかが争われることになります。

この秘密保護法は限りなく言論の自由に覆い被さっていますし、国民の知る権利にも引っかかっています。そこが今とても憂慮されている訳ですね。

従って裁判となれば、論点は国民の関心事となる可能性が高いはず。もし不服申し立てが却下されたら されたで騒ぎになるかも。マスコミだって国民感情に配慮しなけりゃしないで苦情殺到の図が見えてきそう。

国が法律違反と見なした犯罪者は問答無用に断罪するとなれば

もう日本は民主主義国家ではない証拠でしょ?「北朝鮮と何処が違う訳?」ってことになりかねない。可能性としては・・・はて・・・どっちでしょうね。

安倍さんは中国を敵に回す言動、中国を刺激することを公に触れ回っています。国民の多くが「紛争する気満々じゃん」と思っても仕方がありません。尖閣諸島問題とて田中角栄が中国と国交樹立に漕ぎ着けた際、棚上げ案件だったという説もあります。そこに石原さんやらが「そんなことどうでもいい」とばかりに日本の領土!と騒ぎ出した。
日本人は歴史認識が曖昧です。従って中国憎し!の気運が高まる傾向にあるかも知れません。それ誰が喜ぶんでしょうね。

私はね

自民党に票を投じた人にも責任があると思う。思うけれど、もう起きたことは仕方がない。

ネットでは日本の未来は暗いとする向きが多い。彼らが何故暗いと言うのか、その心には紛争へ向かう未来が見えるようだからでしょう?自衛隊にだけ負担を強いるようではならない?

それどゆこと?

安倍さんにしても石破さんにしてもどうしてそういう思考回路かというと

国民に対し「あなた方、権利ばかり主張して義務の方はどうなのよ」というのがあるのではないでしょうか?

自分たちが住む国土を国家の安全を守るのは政府のお仕事って思ってます?じゃなくて、政府とは指示を発令する機関!従って

政府は国民の果たすべき義務に着手しますよ、ということでしょう?

確かに秘密保護法も集団的自衛権も東アジア領有権…雲行き怪しいですからね、そこを睨んでの法整備な訳ですよね。

安倍さんたちは私たち国民に突きつけているのだと思う。事実、中国はチベットを弾圧しました。

「あなたたち(国民)は国土の平安を守るためにすべきことがあるのではないか?」をね。

私たちは敗戦を広島・長崎の悲劇を繰り返さないために何ができるかを問われているのだと思う。だからと言って、じゃぁどうやって中国の脅威に対抗すれば良いの?と真剣に考えている国民がどれくらいいるんでしょうね。要するに

面倒に巻き込まれるのは嫌!

そういうことでしょ?韓国のように徴兵制など、もっての他なんでしょう?

私も安倍さんも石破さんも発言を危険視するひとりです。一方でオリンピックで「お・も・て・な・し」とかキャンペーンガールを率いて「ウエルカム日本♪」に力を注ぎながら、もう一方では一触即発を煽るかのようですからね。オリンピック期間中(開催されれば)の警備は物々しいものになるでしょうね。

やれやれ

日本の未来に希望を見いだせない人がいても無理ありません。だって私らが暮らす国の総理大臣が集団的自衛権とか法整備に取り組んでいるんですよ。これが何を物語るか分からないお気楽な国民もいるだろうし、安倍さんにしても石破さんにしても地元の支援があります。彼らの地元支援者は日本の未来より「おらが国の議員を!わっしょい!」一辺倒でなければ良いのですが…まぁ無理な相談でしょうね。

いずれにしても

敗戦を広島・長崎の悲劇を繰り返さないために何ができるか

果たして実際問題、国土を脅かされるような危険は目の前に迫っているのか

私たちはいずれにしても情報整備して、いったい現実的に何が起きているのか見通す目を持つ必要があるという私の主張の根幹には

私たちひとりひとりが担う『義務』も含まれています。紛争のただ中に日本を置かないために私たちは何をすべきかが問われていると思うからです。

どの党が政権についても今の制度では代わり映えしようがない。利権でズブズブなのは国民の知るところ。オリンピック招致で土建業は万々歳でしょ?要するに安倍さんの経済復興には土木事業を活発化されるってのも含まれているのは明か。皮肉にも国民の中にはそれで妻子を養える人がいるってことでもある。その影で長年住み慣れた家を土地を離れねばならない人たちがいる。

政治とはキャンペーン事業ですから

利権ズブズブでなきゃな~んにも始まらない仕組みは鉄壁。じゃぁ庶民たる我々はどうする?ってことですよ。





民意には




国民の 国民による 国民のための 政を審査する義務が込められるべき

そう私は思っています。ですが、それと同時に民間でできることに着手する

着手するなら 今でしょ!って(笑)気運ではないでしょうか?私たちの思いを「自分たちのことは自分たちで守る」部分に活かす時ではないかと。

夜明け前が一番暗いと言います。そこにどれだけの人が気づいているでしょうね。

民間レベルで中国とも交流できないってまで日本は腐ってないでしょ?今のところ。中国政府の思惑と中国国民の民意が一枚岩ではないらしいように私たちの国、日本もなのでしょ?

民間で押し進められることあらは山積みではないでしょうか?悲壮感こそが活力なジイさんがあちこちで元気に頑張っていますよね?

これある意味、明るい兆しじゃないのでしょうか? いえ、明るい兆しにしなきゃ、じゃないんでしょうか。私たちは例えるなら、ギリギリにならなきゃ試験勉強しない「今やろうと思ってたのに」な性格で、どんなに警告を発してもピンと来ない人が大方だと思った方が良いです。

気づいた人から準備をするしかありません。

秘密保護法は解釈に関して議論され続けるでしょう。ディベート力で勝った者勝ちです。政府批判ブロガーのブログ閉鎖が相次いでいるようですが、早計かも知れません。
その一方で現実問題、農業・エネルギー・民間国際交流・ボランティア活動などなど、やれることはた~くさんあるはずなんです。新たなエコノミーを構築するのは

民間レベル

そういう流れに私たちは押し出されています。国際交流だって民間レベルで押し進めることを止めてはならない。話し合えば分かり合える。相容れないのはどの部分かも。この相容れない部分を把握するってとても大切なことです。





民意





今回のデモにしたって集団心理に乗っかるヒステリー集団のように思われてるのですから、安倍さんたちには。でもね、秘密保護法は国民の基本的権利、言論の自由に踏み込む懸念あり!それが今回の事態で多くの国民の知ることになりました。法案可決したからと言って決して悲嘆に暮れることはありません。
まだ悲壮な感覚は抜けないかも知れません。知れませんが、今こそ民意・民間レベルでできることが山ほどあることに気づく時だと私は思えてならないんですよ。

第二次大戦に突入していった時代にはネットはなかったのでしょ?中国はネット取り締まりが厳しいというが、あの人口密度です。取り締まりきれるはずないかも知れません。しかもあの国民気質!食べていくための必死さは今の日本人には分からない部分と思いますよ。

話が膨らみ過ぎましたね(笑)

いずれにしても侮(あなど)られないためにも

民意と集団心理(ヒステリー)は別の括りと識別できて、どういう理屈でそうなのかを理解するに超したことはないかも知れません。









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(2016年12月27日記)

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