あるタクシードライバーのお話

Category : 魂のご飯

数年前、ある方から伺った『あるタクシードライバーのお話』を皆さんとシェアしたいと思います。

これはお金というエネルギー、私たちスピリチャルに関心が深い人間にとって長年のテーマに対するひとつの答えだと思います。風潮として、セッション料を受けとるのは当然のことというのが主流です。でも受けとるにしても心得違いがあってはなあと私は感じていました。このお話は癒しを提供する側にとって心の糧となるのではと思います。いえ・・・そういう人であって欲しいと願ってやみません。

数年前、イラストの個展を開く機会がありました。そこのオーナーが霊感婦人・・・!話術に長けた素敵な女性で様々な逸話をしてくれたのですが、これはその中でも一番心に残ったお話です。

オーナー Aさんは良く当たる霊能者を紹介されて会いに行ったそうです。「その人は金品は絶対受け取らないから」という友人の忠告を受けて。いざ会ってみるとショボい初老のオジさん(失礼・・・!)で これまた古いアパート暮らし「何でまた・・・」と思ったと言います。ところが、霊能力は前評判どおり・・・!お礼をせずにはいられない気持ちが募り「せめて、気持ちだけでも受け取って下さい」と申し出たのですが、やんわり断られてしまう・・・何回行っても反応は同じ。Aさんは好奇心もあって理由を尋ねてみました。するとオジさんが言うのは  

「私は今もタクシー運転手をやっています。妻を養わねばなりませんから・・・
 あなたの疑問はもっともなのですが、 私には受け取れない事情があるのです。 
 私は一度 運転中の事故で死にかけたことがあります。 
 その時 神さまが向こうの世界から迎えに来たのですが 
 私は「妻を一人残しては不憫で 死ぬに死にきれない」と悲嘆にくれました。 
 すると神さまは「お前に3年だけ猶予をやろう
 その間 人助けが出来るようにお前に力(霊力)を授けよう 
 
 その力を人のために役立てなさい。
 ただし お礼は一切受け取ってはならない!
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 受け取ったらお前の寿命は絶たれると心得よ」と言ったのです」と。

半信半疑ながらオジさんはこの世に戻ってきました。しかし、それから不思議な力を発揮するようになり、評判が評判を呼んで人が途切れることがなかったと言います。その間 オジさんはずっと神さまとの約束を守っていました。でも一度だけ断りきれずに受け取ってしまった・・・「お金ではないから 大丈夫では・・・」と。

ところがまた事故に遭い、神さまの出迎えを受けることに。

「何故 約束を守らなかった・・・!」
「申し訳ありません・・・」合わす顔がなくオジさんはうなだれるばかり。
 
でも、やはり奥さんを一人残すのは不憫で仕方がない。己の不徳とは言え オジさんは胸が張り裂けそうになりました。妻には苦労かけてばかり・・・その思いに苛まれてしまいました。すると

「もう一度だけ 機会を授けよう
 だが 決してお礼を受け取ってはならないそれだけは肝に銘ぜよ」

そうオジさんに言い渡すと神さまは去って行きました。

「ですから 私はお礼は受け取れないのです。
 私には3年しか時間がありません。
 その間 妻が一人でも大丈夫なように働いて(タクシー運転手として)
 そして出来るだけ妻と一緒にいてあげたいのです』そう語ったそうです。

そしてオジさんは3年後、役目と神さまとの約束を果たしてあの世に旅立って行ったと言います。

複雑な心境でした。何故私はこの話を聞く場面に出逢ったのだろうと。でもそれ以上にAさんのタクシードライバーの話に私は感動を覚えたのでした。それは正しいとか間違っているとかいう次元の問題じゃないでしょうし、きっと答えも出ないでしょう。スピリチャルも歴(れっき)とした業種、そのことに異論はないのです。でも九州で海外からも相談者が来るという霊能者お二人にも縁あって、子供の頃お会いしたことがあるのですが、その方たちは「お気持ちだけ置いていって下さい」と仰っていた・・・。ふとそのことを思い出したりしました。 お金というエネルギー。人の数だけ考え方があるでしょう。一概に決めつける訳にもいきませんよね。 なので『あるタクシードライバーのお話』は私にとっての座右の銘。私にとってはということでご理解頂ければと思います。大切なのはその人その人の「設定」なのだと思います。しっかりと自分の意図を明確にして、限りある時間を大切に生きなきゃなあとつくづく思った逸話でした。魂は心と体という器を持ってこの世を愛おしいと思い生きています。

お会いしたことはないけれど『神さまのタクシードライバー』に感謝を捧げたい・・・そう思います。そして皆さんとシェアできたことを嬉しく思います。

ありがとうございました。


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(2016年12月27日記)

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