人ごとだから言えるのかと

Category : つぶやき

ウクライナ情勢が緊迫しています。
その中でロシアのプーチン礼賛を厭わないネット発信者が目につくようになりました。プーチン VS 腹黒い西側諸国の思惑と言わんばかりの人、プーチンこそ真の兵法に長けた政治家と絶賛する人もいます。ちょっと前まで北朝鮮・金正恩を大国(合衆国)を向こうに回し、果敢に政治駆け引きをしている風に書いていた人も今はプーチン、アッパレ!の名調子。この人もロシアの真意がどうのと書いている人たちも、どうなんでしょうね。「もし自分がウクライナ人だったら、ロシアの真意にこうも好意的なのだろうか」と私は思ってしまいます。
朝ドラ『ごちそうさん」も今週で終わりを迎えますが、今は米軍統治下の日本が描かれています。もし統治したのがソ連だったら「違ってただろうね、日本」と家族と話したりして。いずれにしろ私は敗戦日本を何処が統治しようと功罪はあったろうとは思うんですね。ですが、民意という考え方はソ連にはなかった。北方領土を鑑みれば、かなりの民衆圧政だっただろうと想像。だって日本人、島から出ざるを得なかったのでしょ?北方領土・・・よっぽどロシアに旨味…あるいは弱みがなければ返還など夢のまた夢かと。したたかさでは一枚も二枚もロシアが上なのは確か。そして、情に熱い国民性ゆえ、コウモリみたいな政治家を良しとはしないかも。どんな状況でも自国に友好的かを計る

今回のクリミアの件はそういう意味でも国際地図を眺める心地がします。

安倍さんがソチ冬季五輪開会式に友好の印とかいうことでイソイソ出かけても魂胆(北方領土返還ありきの友好ぶり)見え見えでしょうし、中国トップもソチに馳せ参じていたとなれば…あ!オバマさんらは行ってませんよね?テロを警戒してとか報道されてましたけど。
ロシアは今回のウクライナの件で、どの国が親の友好国か見極めたと思いますよ。それに準じて以降の外交に飴と鞭、強弱自在にコントロールするでしょう。既にウクライナに「天然ガス代、支払え!」命令発動。

一触即発

プーチンは強国ロシアのトップとして世界秩序に大きく影響すべくしたたかなに外交手腕を発揮。バチカンのマネーロンダリングの闇にも着手というのもあるようですが、ロシアにはロシアの…マフィアが存在するのでしょ?彼はそこをコントロールしているはず。
バチカンの、とは、まるで正義の鉄拳を振るうようですね?でも真意は伺い知れないと思いますよ。法王がプーチンに「手伝って」と言ったのかも知れないですし、ロシアにとって痛くも痒くもなければ…それどころか新たな旨味かも知れません。

政治とは駆け引き

如何に自国の利益になるか

如何に国際社会で発言権を行使するか

私はプーチンを世界政治を浄化する人とか思っていませんが、だからと言って悪者とも思っていません。普通に強国のトップなら言いかねない、やりかねない…そういうふうに解釈しているだけ。

プーチン礼賛者いわく「ロシアは、米国を現実に放射能の灰に変えることのできる唯一の国だ!」にロシア国民は大喝采と書いています。



逆もまた真でしょ



しかもロシア国内でデモがあったことには触れてない。
プーチンをして『名勝は闘わずして勝つ』と賞賛。ですが、今回のクリミアに関して言えば、そこはロシアに友好的な地域性でもともとあった訳で。いわゆる多勢に無勢かと。キエフの本丸となれば、そうはいかないはず。
また、プーチンが発表したクリミア統治に関するロシアの正当性ですが、旧ソ連当時と今は違うというものがあります。ウクライナに進攻する気はないとも。でも充分に戦闘体制かと。実際に部隊を組み、「天然ガス代を即刻支払え!さもなくば」と言い放っているとなれば何をか言わんやではないでしょうか。
この即刻支払え!という主張を見れば、ロシアがウクライナをどうしたいのかがよ~く見えるかと。それには以下の参考文献が役に立ちます。






【CIS】 《 Commonwealth of Independent States 》

1991年12月、ソビエト連邦の消滅とともに、連邦を構成していた諸共和国によって形成されたゆるやかな共同体。本部はベラルーシのミンスク。参加国は、ロシア・ウクライナ・モルドバ・アゼルバイジャン・トルクメニスタン・ベラルーシ・カザフスタン・アルメニア・ウズベキスタン・キルギス・タジキスタンの11か国。独立国家共同体。
◆グルジアは1993年に加盟したが、2008年8月、ロシアとの間で南オセチア紛争が勃発、ロシアのメドベージェフ大統領が南オセチアとアブハジアの独立を承認、国境不可侵の取り決めが崩れたことで、CISを脱退した。


http://ja.wikipedia.org/wiki/独立国家共同体

独立国家共同体(どくりつこっかきょうどうたい、ロシア語: Содружество Независимых Государств, СНГ、 英語: Commonwealth of Independent States、略称:CIS)は、ソ連崩壊時に、ソビエト社会主義共和国連邦を構成していた15か国のうちの12か国(正式には10か国)によって結成されたゆるやかな国家連合体(コモンウェルス)。当時の欧州共同体 (EC) 型の組織をモデルにしたが、独自の憲法や議会をもってはいない。日本では英語名の略称であるCISの名で言及されることが多い。本部はベラルーシの首都ミンスクに置かれている。
トルクメニスタンとウクライナは憲章を批准していないため非公式な加盟国である。(ウクライナは2014年クリミア危機によりその後脱退を宣言)2008年8月の南オセチア紛争により2009年8月にグルジアが脱退したため、現在の正式加盟国は9か国である。







300px-CIS_Map.jpg
http://ja.wikipedia.org/wiki/独立国家共同体


「トルクメニスタンとウクライナは憲章を批准していないため非公式な加盟国」このCIS非公式加盟国であったウクライナはロシアにとってどんな価値があるのか?
ウクライナは西側に面しており、黒海にも開けている…、天然ガスなどのパイプライン、中継点だった点もあるでしょう。非公式であれ、ウクライナがロシアの傘下にあるうちは「色々便宜を」「苦しゅうない」な関係を保てる。天然資源だって「使わせてやる」だったことが見えてきます。
ところが、ウクライナにとってロシアの傘下にあるよりEU加盟国である方がより自由なマーケッッティング活動ができると考える向きがあっただろうことも容易に想像がつく。

政治は駆け引き

ウクライナへ西側からの隠密接触があったことも想像につく。それほどウクライナはEUにとってもロシアにとっても要なのでしょう。
ロシアはウクライナをひとつの国家と認めていない訳じゃなく、CIS加盟国としての役割を求めていたということだと思うんですね。有事の際(欧米と対立など)、ロシアが強国として永続するためにはロシアの意志に準じ、協力的であることを欲していたのは確かでしょう。ロシアは一国のみで強国な訳ではない。独立国家共同体(CIS)を束ねる長だからこそ西側諸国に臆することなく大きな影響力を持つ。

ウクライナにおいてEU加盟派が表舞台に立った・・・それにロシアが異を唱えたのは「尻に火がついた」からですよ。要の砦のひとつなんでしょう、ロシアにとってウクライナって。
チェチェンでは血で血を洗う紛争に発展。チェチェンも天然資源がらみでロシアはコントロール下に置きたかった。

利害には正当性を訴える必要に迫られる

今回のウクライナ・クリミアの件はロシアにとってもウクライナにとってもEU、合衆国にとってもケンケンガクガクせずにはいられない利害があったということ。誰が正論でそうではないのかなど一般ネットユーザーの知り得るところではないと私は思っています。





クリミアは「もともと友情の証としてソ連邦のトップがウクライナに譲渡したもの。EU加盟するなら返してもらうよ」という意味合いも含んでいるようですね。もともと親ロシアな地域性もあり、無血統治が成立。ロシアの主張は実にロシア人らしいと感じるのは私だけでしょうか?大義名分を重んじ、それを行使するためには強国であらねばならないロシア。CISの長として西側諸国と対等に渡り合い、国際舞台で世界秩序を担う大国ロシアとしての実力こそがプーチンの野望でしょう。

ただし、それを私は悪とも善とも評しませんよ。世界にはバランスが必要です。それにしても、皮肉ですね。旧ソ連崩壊後のロシアの混乱期を思うと、よく短期間でこれほどの強国に返り咲けたなと。そこには欧米の援助が不可欠だった訳です。本当に皮肉。
西側諸国にとってロシアは友好国でありながら、過度の強国ぶりは歓迎しないというハラづもりのようで。それは中国に対しても同様かと。ロシアと中国は友好関係にあり、西側諸国のロシア制裁に消極的だというのは当然でしょう。

政治とは駆け引き

プーチンに真意があるのならオバマにも他の首脳国にもある訳ですよ。どれが正論など外野が分かるはずありません。

今回のウクライナ・クリミアの一件は西側諸国にとってロシアが強硬手段に出たという一致した見解を公にしている。ウクライナ国民の間にEU加盟を望む声があった・・・時の大統領はロシア寄りだった・・・鬱積した感情があったろうことは想像に固い。現暫定政権に危険な右翼がいるというロシアの指摘も決してデマではなさそう。CIS→EUへの移行はまだまだ予断を許さない状況。ロシアはウクライナだけじゃなく欧州にも天然資源をストップさせる処置をとるそうな。

ロシアは振り上げた拳を下げない

世界にロシアの主張を正論と認めさせるべく手を打つ

西側諸国はロシアに制裁やむなしの声が高まっている

というのが報道その他から見えることだと思うのですが、ネットには「プーチンとオバマは実はツーカー。制裁とかは表向き」と見て来たようなことを書く人がいる。

つまり制裁騒ぎは茶番ってことでしょうか?

各国総出で猿芝居ですか?

でも誰を何を欺くためというのでしょう? 

世間、世論をですか? 闇の勢力? 戦争仕掛け屋?

私もね、オバマはオバマなりにプーチンはプーチンなりに世界秩序を本気で構築しようと考えているとだろうとは思います。そういう意味では結束は、するかも知れないとも。ですが、ウクライナの今回の事態はもともともロシアとウクライナの関係性もあり、決して心底蜜月とはいかなかった過去もあったろうと思う。またEUにとってウクライナの積極的EUへの加盟の意思表示はやぶさかじゃなかったろうことも。
ネット発信者が入手できるような情報は、仮に今回の制裁騒ぎが見せかけ(ポーズ)として、プーチンの主張こそ実は正論として、いったい誰を欺くため、誰のための正論なのでしょうね。私は教えてもらいたくて問うてる訳じゃありませんよ。国際社会、国際政治に携わる各国関係者には諜報機関ってのもあるのでしょ?一般ネットユーザーが知り得ることを知らないってあるのでしょうか。

あるいはね

クリミアが騒ぎになっている間に他の火種が着々と進行中かも知れませんよ。

いずれにしても

北方領土の成り行きを見れば、おのずとロシアがどういう国かは分かると思います。原因は日本の敗戦にあります。ロシアはいったん手に入れた土地を手放したりはしないでしょう。よほどの見返りがなければピクリとも動かないはず。

プーチンは確かに策略家と思います。ブレーンもおり、各国に情報網を張り巡らせているでしょう。でも、それはどの国も同じかと。


プーチンとオバマはツーカー?
(時と場合によるかと)

今回のロシア制裁は「なんちゃって」表向きだけ?
(政治は駆け引き綱引き。ロシアに自重を促すための処置でしょう。ロシアの出方次第かと)

国際政治とは駆け引き応酬の場でしょう。お互いハラのうちを探るべく諜報戦を繰り広げるのでしょ?

事態 事態 で組み合う相手が違う

場合によって またくっつく

ロシア人でなくとも誰が真の友かを推し量る術は「まさかの時の行動」ではないでしょうか。日本のように友好の証とか言いつつソチに馳せ参じ、クリミア問題では手のひらを返すように自重を促す側からロシアにものを言う・・・こういうあからさまなコウモリなど相手にはしないでしょう。

「で?北方領土返して欲しいのだね?さて・・・君はロシアのために何ができるというのかね?」

そう言われてぐうの音も出ないお歴々の顔が目に浮かぶ。ロシア制裁に賛同した日本政府ですが、ことが収束した暁には「あの時は欧米と足並み揃えなきゃ・・・分かるでしょ?これからもロシアにとって友好国(技術・マネー)としてヨロシク」と臆面もなく握手を差し出すのが目に浮かぶよう。ロシアにとって日本は組し易しなのだけは確かかと。

もし あなたがウクライナ人でロシアのコントロール下を良しとしなかったら? CIS加盟国としてロシアの傘下にあれば安泰なのかも知れない。知れないが、良いことばかりでもないのでしょう。EU加盟宣言はウクライナにとって他のEU加盟を果たした旧東欧・旧ソ連により開かれた貿易や経済を見たのかも知れないのです。案の定、ロシアは「天然ガス代を払え!」と膨大な額を最後通告として要求してきたようですね。強力な鞭の一撃!北方領土問題ひとつとっても日本の出方次第でロシアは豹変しかねない。それでも

プーチン礼賛な書き方をしますか?

対ウクライナへのロシア戦略

もしこれが対日本だったら?








プロフィール

takako

Author:takako

maria letter
私が今伝えられること

リンクの「maria letter 小林です」は非公開ですが、更新はPDF配信に切り替え。ご希望の方は下記メールフォームより氏名(ハンドルネームはNG)・PDF希望をご記入の上お申し込み下さい。
(2016年12月27日記)

いったんアメブロに移転しましたが、広告の量がストレスで2015年11月にFC2でブログ復活しました。限定記事もこちらで復活。パスワードはそのままです。

リンク
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ